プルガトリオ

CHARACTERS

ジン


このゲームの主人公にして唯一の操作キャラクター。
悪魔祓いを生業とする青年。
ゲームの主人公らしく、寡黙で存在感が薄い。
性能としては平均的で、プレイヤーの使い方次第という設定だが、そもそも操作キャラクターが一人しかいないのであまり関係がない。
中肉中背で、動きやすい格好をしている。
基本的に一般人と見分けがつかない格好というのがデザインコンセプト。

サガラ


主人公と同業の祓い屋で、クールな二枚目のライバルキャラ。
ゴシック調の衣装で大剣を振るう、その身に悪魔の力を宿した中二病キャラ。
基本的には味方だが、ストーリー展開次第では一時的に敵になることもあり得る。
野心家の天才肌で、あまり協調性がなく他人とつるむことを嫌う一面も。
性能としては遠距離攻撃がない代わり、近接戦闘はリーチ・火力ともに優れた近接戦闘特化型。

自分が純粋な人間でないことを意識し、他人との接触を避ける。
いつその力が暴走するか恐れている。
屈託のないキャラクターと接することで心を開くが、皮肉にもその途端に暴走。
暴走状態のサガラを倒すことで力を制御できるようになる・・・というようなシナリオを想定していた。

イヌイ


大柄で筋骨隆々、ついでに性格も豪快で細かいことは気にしないキャラクター。
ただし悪魔絡みでは過去に何かあったらしく(登場人物は大体そうだが)、人一倍強い憎悪を持つ。
もともと悪魔を見る能力や術の能力等、祓い屋としての素質は高くないが、体に無数の入れ墨を彫る等文字通り血の滲む努力の末に対抗する力を手に入れている。
性能としては機動力が低く手数が少ないが、防御力や一撃の攻撃力が高い完全な重量級。

家族を悪魔に殺され、そのために悪魔全般を強く憎んでいる。
サガラが悪魔の力を宿していると知った時、それを許容できず拒絶してしまう。
が、「ライバル」がどんな存在であろうと人間らしい感情を持っているなら人間だと認める。
その後暴走した際にはぶん「殴って正気に戻す!」と、先陣を切る。

家族の命を奪ったのはかなり強力な悪魔で、中盤くらいにそれを見かけ我を失ってしまう。
何か失敗をしてしまい、結果取り逃がす。
一度冷静になり、再び対峙することになる・・・というようなシナリオを想定していた。

タキ


動きも身軽だがノリも軽いムードメーカー。
お調子者で口数が多く、会話を強引に進める役を担う。
表面的には明るいが、特に祓い屋等の家系でもないのに無駄に霊感が強く、過去に悩まされた経験からコンプレックスを抱えていたりする。
性能としては防御力が低い代わりに機動力や手数に優れ、撹乱を得意とする軽量級。

ストーリー開始時点では祓い屋稼業に就き、悪魔への対処法も習得しているためほとんど問題は解決している。
主人公の良い兄貴分といったところ。
人付き合いが好きな分孤独やメンバー内の不和を極端に嫌う。

大きな選択に迫られ、自分と自分の愛する者だけが助かる選択をする。
もしくは自分を犠牲にして自分の愛する者を助ける選択をする。
が、その「愛する者」から叱咤され、立ち向かうことを決意する。

悪魔が大量に発生して、教団は一般人を守る。
だが教団は祓い屋をこの機に一掃しようとしており、主人公たちはそれに反抗している。
もし教団に刃向かえば教団の庇護を受けられず家族の安全は保証されない。

仲間をとるか、家族をとるかという選択に立たされて家族をとるが、自分たちは大丈夫だから、仲間のところへ行ってやれと諭される・・・というようなシナリオを想定していた。

アズサ


線が細く髪が長く、端正な顔立ちをしているため一見女性のようにも見えるが男性。
空気が険悪になりそうな時等にフォローができるキャラクター。
この業界では珍しくないが、家族を失っており天涯孤独。
性能としては優れた術の能力を駆使した援護射撃を得意とする反面近接戦闘は苦手。

高い能力を持ち、それゆえに子供の頃に捨てられてしまう。
子供の頃から霊障を呼び寄せてしまうため、不幸を呼ぶ子と呼ばれていた。
健気で、常に人の顔色を窺いながら生きている。

祓い屋の仕事をしつつ情報を集め、本当の親を探している。
両親が殺される場面を目撃していながら記憶を封じ込めていて、ストーリーの流れでそのことに気付く・・・というようなシナリオを想定していた。

女修験者

設定のみで本編には登場せず。
悪魔祓いとして名家の生まれの女性。
同じ悪魔祓いの道を進む弟がおり、強いコンプレックスを抱いている。
そのため家から見れば野良のような祓い屋として活動している。
主人公とは同業者だが味方にはならず、敵として現れる。
陰陽道、幻術に優れ、幻による撹乱を得意とする。

少年

設定のみで本編には登場せず。
少年の姿をした教団最強の術師。
本当に見た目通りの年齢かは不明。
使う術はいずれも複雑ではないが、その分単純に強力。
なかでも「さやからぬかれたつるぎ」の威力は絶大。
教団に所属するが教義に従っているようでもなく、教団の中でも浮いた存在。
思想などは特になく、暴れられれば良い。
倒したのち、共存と共闘を確約する・・・というようなシナリオを想定していた。

剣士

設定のみで本編には登場せず。
前線で戦う教団の青年。
真面目でまっすぐな性格。
教団の教義を絶対のものと思っている。

術士

設定のみで本編には登場せず。
術を用いて前線で戦うドレスを着た女性。
かなり男尊女卑の思考が強い教団にあって珍しく、現場指揮の権限を与えられている。
ハープのような形状の術具を使用する。

死神

本編には立ち絵のみ登場。
本来地上の悪霊とかそういうのを狩るのが役目のガイアの使者。
今回の事件を収拾するためか、ふらりと出現する。
基本的には最強無敵。
主人公たちに今何が起きているかを明かす。